できる限り無添加のものを選び、快適な食生活を送っています。
「麹調味料を使うなんてなんだか難しそう・・・」
そう思っていたのですが、始めてみるとびっくりするほど簡単にできたので、すっかり発酵調味料の魅力にハマっています。
玉ねぎ麹はスープや洋食使いにとっても便利で、肉などの食材を漬け込むと、ふんわりやわらかい仕上がりになります。玉ねぎの甘みも加わって、シンプルな味づけにもぴったりの調味料です。
自家製発酵調味料〜玉ねぎ麹〜
玉ねぎ麹の作り方
1. まずは材料を用意。
【材料(350ml保存容器分)】
米麹・・・65g
塩・・・25g
玉ねぎ・・・200g(およそ玉ねぎ1個分)

2. 消毒済みの容器に米麹と塩を入れて混ぜ、さらにみじん切りまたはピューレ状にした玉ねぎを加えて混ぜる。

3. 発酵メーカーにセットして、55〜60℃で10時間保温。
(私は58℃で10時間にしています)

4. 完成後、清潔な容器に移す。
ブレンダーでピューレ状にすると料理に馴染みやすく使いやすいですよ。

上の写真は完成後すぐのツブツブが残った状態です。ここからブレンダーにかけてピューレ状にしていきます。
冷蔵庫で2〜3週間保存可能。
完成後は出来上がった日付や賞味期限を容器に貼っておくと管理しやすいです。
【常温発酵で作る場合】
1. 消毒済みの清潔な容器に全ての材料を入れて混ぜる。
2. 1日1回、全体をかき混ぜる。※ 冷暗所で保管してください。
3. 麹の芯が指ですんなり潰れるくらいやわらかくなったら完成。
※ 季節や気候によって発酵時間が変わります。
春夏:5〜7日間
秋冬:7〜14日間
玉ねぎ麹の使い方
麹調味料は基本的には調味料の置き換え。
たまねぎ麹は、レシピのコンソメ1個の分量に対してまず大さじ2で置き換えます。
最初は大さじ2で味をみながら少しずつ足してみてくださいね。
わが家はもともとの素材の味をしっかり残したいので、基本薄味に仕上げています。
煮込み料理は大さじ2。玉ねぎ麹の味がメインとなるスープなどの場合には、大さじ2から少量ずつ足してよく煮ています。

食材の下味に漬け込む場合は、食材の約10%の量を使います。
なので、肉の場合、肉200gに対して玉ねぎ麹20g(大さじ1と少し)を袋に入れ、半日〜1日ほど漬け込みます。
フライパンでじっくり焼くだけで

鶏もも肉のステーキ

玉ねぎ麹の旨味がよくよくわかる一品です。
麹調味料は基本的に焦げつきやすいので、調理の際には火加減に注意が必要です。
オーブンのグリル機能などを使ってもOK。


卵焼き ▼
【材料】
卵・・・M4個
玉ねぎ麹・・・大さじ1
甘酒・・・小さじ1
水・・・大さじ1
【作り方】
1. 全ての材料をボウルでかき混ぜて、あとは普通の卵焼きと同じ要領で焼く。
お好みで甘酒の量は調節してください。無しでも大丈夫です。
麹調味料はすぐに焦げつくので火加減に注意してくださいね。
”卵焼きといえばだし巻き派” のわが家では、甘い卵焼きは不慣れで甘酒は少なめにしています。
「違った味付けもあるんだよ〜」ということを子供に伝えたくて作ってみたら、案外どちらの卵焼きも気に入っている様子。喜んで食べてくれています。


ナムル ▼
【材料(2人分)】
キャベツ・・・3枚
ブロッコリー・・・1/3株
(A)
玉ねぎ麹・・・小さじ1
ごま油・・・小さじ1
おろしにんにく・・・小さじ1/2
白ごま・・・適量
【作り方】
1. キャベツとブロッコリーを一口大にし耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけます(ブロッコリーを下にしましょう)。電子レンジ600Wで2〜3分加熱。
2. 粗熱が取れたら(A)を入れて混ぜ合わせ、白ごまを振って完成。
しばらく冷蔵庫で冷やしながら味を馴染ませると、しっとり美味しく仕上がります。
洋食を作る機会が多い方、市販のコンソメから無添加調味料に変えたい方、麹調味料の幅を広げたい方は、ぜひ玉ねぎ麹作りにチャレンジしてみてくださいね。
忙しいママでも続けられる時短テク♪
玉ねぎのみじん切りで使用したぶんぶんチョッパー。
「紐を引っ張るだけでみじん切りができる」優れものです。




『こんなに簡単にみじん切りができるなんて、もっと早くに買っておけばよかった(泣)』 と思えるくらい大活躍してくれているんです。
容量は以下の通り4タイプあるので、使いやすそうな容量を選べるのもまたいいですね!
容量 | 使用目安 |
450ml | 玉ねぎ中サイズ 0.5個分 |
640ml | 玉ねぎ中サイズ 1個分 |
900ml | 玉ねぎ中サイズ 1.5個分 |
1.5L | 玉ねぎ中サイズ 3個分 |
そして発酵調味料作りも手軽な方法で “習慣化” するためにおススメなのが、『乾燥麹×発酵メーカー』の使用です。
発酵メーカーで作るメリットは、
1. 寝ている間に完成する
2. 安定した品質で手作りできる
発酵調味料作りで大切なのは温度管理。
発酵メーカーがあれば、安定した品質を維持できます。
もちろん常温発酵でも作れるのですが、仕事、育児、家事と日々のルーティーンワークをこなしていくためにも、”発酵メーカーなしでは私の発酵調味料生活は続かなかった” といっても過言ではないくらい必須アイテムだと思っています。
私が愛用しているのは、コンパクトでスタイリッシュなビタントニオのヨーグルトメーカーです。
発酵調味料だけでなく、大量のヨーグルトを作ることができてとても気に入っています。1000mlの牛乳パックがそのまま入るサイズで便利!


種菌となる市販のヨーグルトの10倍の量の牛乳と合わせて発酵させると、酸味が抑えられたまろやかなヨーグルトが出来上がるので、子どもも食べやすくなったご様子。毎日美味しく食べています。
セット内容はこちら↓↓↓


シリコンヘラの先(白い部分)がゴムになっていて、容器を移す際にかき集めやすく、とても使いやすいです。
この他にも、さまざまな発酵メーカーがあり、それぞれの特徴をまとめ記事にしているので、参考になれば幸いです。

毎日のお料理だからこそ、手軽に楽しく♪
発酵生活が続けられるといいですね!