できる限り無添加のものを選び、快適な食生活を送っています。
「麹調味料を使うなんてなんだか難しそう・・・」
そう思っていたのですが、始めてみるとびっくりするほど簡単にできたので、すっかり発酵調味料の魅力にハマっています。
発酵調味料の中でも、塩麹はすごくシンプル。
ただ塩を塩麹に変えるだけで、甘味やコクが加わります。肉などの食材を漬け込むと、硬い肉でもやわらかくなり、肉本来の味をぐっと引き出してくれるんです。
自家製発酵調味料〜塩麹〜
塩麹の作り方
1. まずは材料を用意。
【材料(350ml保存容器分)】
●乾燥麹で作る場合
乾燥米麹・・・100g
塩・・・30〜250g
水・・・130ml
●生麹で作る場合
生麹・・・100g
塩・・・30g
水・・・100ml

2. 消毒済みの容器に全ての材料を入れて混ぜる。

3. 発酵メーカーにセットして、55〜60℃で10時間保温。
(私は58℃で10時間にしています)

4. 完成後、清潔な容器に移す。
ブレンダーでピューレ状にすると料理に馴染みやすく使いやすいですよ。

冷蔵庫で3ヶ月保存可能。
完成後は出来上がった日付や賞味期限を容器に貼っておくと管理しやすいです。

【常温発酵で作る場合】
1. 消毒済みの清潔な容器に全ての材料を入れて混ぜる。
2. 1日1回、全体をかき混ぜる。※ 冷暗所で保管してください。
3. 麹の芯が指ですんなり潰れるくらいやわらかくなったら完成。
※ 季節や気候によって発酵時間が変わります。
春夏:5〜7日間
秋冬:7〜14日間
塩麹の使い方
麹調味料は基本的には調味料の置き換え。
塩麹の場合は、レシピの塩の分量に対して2倍の量で置き換えます。
ただし塩麹ごとに塩分濃度が異なるため、最初は2倍の量で味をみながら足してみてくださいね。薄味が好みの方は2倍で十分です。
わが家はもともとの素材の味をしっかり残したいので、基本薄味に仕上げています。

色んな塩麹の使い方があるけど最初は「塩麹を使うとこんな味になるんだ」ということを知っていただくと良いでしょう!
30分以上ほど漬け込み

やわらかなチキンカツ



塩麹+きゅうり
きゅうり1本、塩麹小さじ1程度を袋に入れて30分以上漬け込みます。
やさしい味わいのお漬物になります。
塩麹+オリーブオイル
サラダの上にオリーブオイル少々と塩麹をかけて混ぜるだけで簡単なドレッシングに。
また、お米を炊くときに、お米3合に大さじ1の塩麹を入れて炊くとツヤツヤのご飯に仕上がるのでおすすめです。
簡単に使える使い方から、始めてバリエーションを増やしていくととっても楽しいですよ。
麹調味料を続ける秘訣
凝った料理は苦手だったり、毎日の食事で健康にも良い手軽な方法で習慣化したい方におすすめなのが、『乾燥麹×発酵メーカー』です。
発酵メーカーで作るメリットは、
1. 寝ている間に完成する
2. 安定した品質で手作りできる
発酵調味料作りで大切なのは温度管理。
発酵メーカーがあれば、安定した品質を維持できます。
もちろん常温発酵でも作れるのですが、仕事、育児、家事と日々のルーティーンワークをこなしていくためにも、”発酵メーカーなしでは私の発酵調味料生活は続かなかった” といっても過言ではないくらい必須アイテムだと思っています。
私が愛用しているのは、コンパクトでスタイリッシュなビタントニオのヨーグルトメーカーです。
発酵調味料だけでなく、大量のヨーグルトを作ることができてとても気に入っています。1000mlの牛乳パックがそのまま入るサイズで便利!


種菌となる市販のヨーグルトの10倍の量の牛乳と合わせて発酵させると、酸味が抑えられたまろやかなヨーグルトが出来上がるので、子どもも食べやすくなったご様子。毎日美味しく食べています。
セット内容はこちら↓↓↓


シリコンヘラの先(白い部分)がゴムになっていて、容器を移す際にかき集めやすく、とても使いやすいです。
この他にも、さまざまな発酵メーカーがあり、それぞれの特徴をまとめ記事にしているので、参考になれば幸いです。

毎日のお料理だからこそ、手軽に楽しく♪
発酵生活が続けられるといいですね!